話をしよう

眠れないから朝まで 壁に穴でも開けよう
どうせ朝日が差すころ 僕は世界を止めるんだ

甘い香りの空気が 鼻を伝って廻り
穴の向こうで 君は寝ていた

ここにおいでよ 話をしよう
君のためなら 僕は生きるよ

お花に水をあげたって 枯れ果てるのが常なら
急行列車飛び乗って 肥やしになって終わりましょう

アメンボのような虫が 電気の笠に止まり
ほこりを降らして こっちを見てた

ここにおいでよ 話をしよう
さっきの虫の名前はガガンボ

君の寝顔を見たら 何だか怖くなったよ
エンドロールは 流れてるのに

ここにおいでよ 話をしよう
君のためなら 僕は生きるよ
ここにおいでよ 話をしよう
君のためなら 僕は生きるよ