雨、ときどき

じゃあね また明日 窓の向こう 子供達の声
じゃあね また明日 その返事に声を揃えてみた

こんなにも希望に 満ちた言葉はない
君だってさ きっとそう思うだろう

雨、ときどき
大人なんかになりたくなかったんだ
雨、ときどき
どうしようもない思いに暮れる

そうして終電は僕の残像と置き忘れた
傘を乗せたまま 灯りを連ねて走り去った

心苦しいなら 明日海へ行こう
君だったら きっとそう言うだろう

雨、ときどき
バカみたいにはしゃいで笑ってた
雨、ときどき
君の顔が ふと目に浮かぶ

じゃあね また明日 雨音にかすんだ君の声

雨、ときどき
大人なんかになりたくなかったんだ
雨、ときどき
どうしようもない思いに暮れる
雨、ときどき
バカみたいにはしゃいで笑ってた
雨、ときどき
君の顔が ふと目に浮かぶ